マネージャーの独り言 第45話
長い人生の中に沢山の傷を負った経験があります。
その中には、60年前の伊勢湾台風襲来前の備えのトタン板張りで負った傷。更には20代の時のスキー板のエッジで負った傷、オーディオの大型スピーカーボックス制作中にジグソーで負った傷、先日の台風19号の風への対策作業で負った傷があります。
その四つの傷の共通点は、末梢神経が集中している手首から先の傷ですが、痛さを感じなかったのです。更なる共通点は「夢中になっての作業」だったのです。
台風への備えは、共に雨の中での作業と、戦いへの備え的気分で高揚感がありました。
スキーとオーディオの作業は大好きな事であり、時間も疲れも、全てを忘れての時間だったのです。
共に痛みを感じたのは全ての作業が終わってからの時でした。
人間には古くから「狩り」の最中には、少々の傷には痛さを感じず、作業に支障が出ないシステムが導入されているそうです。
スポーツの世界では当たり前の事。先日のラグビーワールドカップ2019の試合でも、多くの選手はノーサイド後に、怪我の痛さをシャワー室で知ることになったと想像出来ます。
疲れも時間も、そして痛みも感じないくらい「大好きな事」を見付けましょう。
2019.10.31
マネージャーの独り言 第44話
長い人生の中に沢山の傷を負った経験があります。
その中には、60年前の伊勢湾台風襲来前の備えのトタン板張りで負った傷。更には20代の時のスキー板のエッジで負った傷、オーディオの大型スピーカーボックス制作中にジグソーで負った傷、先日の台風19号の風への対策作業で負った傷があります。
その四つの傷の共通点は、末梢神経が集中している手首から先の傷ですが、痛さを感じなかったのです。更なる共通点は「夢中になっての作業」だったのです。
台風への備えは、共に雨の中での作業と、戦いへの備え的気分で高揚感がありました。
スキーとオーディオの作業は大好きな事であり、時間も疲れも、全てを忘れての時間だったのです。
共に痛みを感じたのは全ての作業が終わってからの時でした。
人間には古くから「狩り」の最中には、少々の傷には痛さを感じず、作業に支障が出ないシステムが導入されているそうです。
スポーツの世界では当たり前の事。先日のラグビーワールドカップ2019の試合でも、多くの選手はノーサイド後に、怪我の痛さをシャワー室で知ることになったと想像出来ます。
疲れも時間も、そして痛みも感じないくらい「大好きな事」を見付けましょう。
2019.10.18
マネージャーの独り言 第43話
10月3日木曜日の正午より、私どもの同窓会を市内のある和食処で開催する予定です。
2か月ほど前、同級生S君の発案によることから、幹事は当然ながらS君が担当、私はお手伝いの立場からのスタートでした。
幹事からの依頼で案内や参加者名簿の作成、当日の会計等をお引き受けすることになりました。
さて、開催日の1週間前の先日9月26日木曜日の午後5時少し前、幹事に一本の電話が入りました。
同窓生から「おい幹事、お店の前に来たが誰一人いない、どうなっている?」と、怒り心頭の電話でした。
幹事は「来週のお昼だよ、ついにお前もぼけが来たのか」
同窓生は「お前の方がぼけだ、案内書を見ているが日付も時間も会場も、間違いない!」でした。電話だから良かったものの一触即発状態だったのは予測に違わぬものでした。
その原因は私でした。1か月程前、幹事より案内文の作成の依頼を受け、たたき台を作りました。そのたたき台に9月26日付で時間、場所を指定し、検討を促したのです。
xxとすべきでしたが、具体的な数値を入れてしまったのでした。
40枚ほどの案内の中の1枚に「たたき台のご案内=誤案内」が入っていて、それが送付されたのでした。
結果は「これを基に欠席したら大人げない、出席するよ」との“快答”が来ました。
2019.9.30
マネージャーの独り言 第42話
最近、我が家から徒歩で20分以内の場所に、ドラッグストアが2店舗相次いで開店しました。
以前から2店舗があり合計4店舗になりましたが、ある情報から更にもう1店舗の建設が準備されているようです。
ドラッグストアとは言え、中には生鮮食品である野菜・果物・肉・鮮魚も扱っていて凄く便利なお店ですが、どう見ても過剰としか思えないのが実感です。
岐阜県はもとより愛知、福井、石川各県に本店を持つストアもありますが北海道からのお店もありそうです。
品揃えの充実から価格競争などは、消費者にとって大変ありがたい話ではありますが、昔から地域に存在する商店にとっては脅威そのものでしょう。
それでも昔からある、地域に根差す小さなお薬屋さんから電気屋さん、飲食店や和洋菓子屋さん、衣料品店も頑張って営業してみえます。
そこには人とのご縁、地域とのご縁、大型のストアに負けない笑顔での会話や細かな情報、親切な対応が支えになっていると感じています。
今正に大相撲は秋場所、小兵力士があの手この手を駆使しての巨漢倒しは大相撲の醍醐味です。
大手が出来ない小回りの利くお店、地元を応援したいものです!
2019.9.9
マネージャーの独り言 第41話
スマホの普及により、今や「全国民皆カメラマン時代」と言われています。
多くの人は写真を写す為の技術とかデザインなど芸術的感覚の無いまま、やたらとシャッターを押し、ベストショットの一枚を狙います。
スマホと同様に普及したデジタルカメラも、その精度の高さから素晴らしい写真が誰でも撮れるようになりました。
共に補正機能を駆使しながら「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」的感覚でお気に入りの一枚を探すのですが、フィルムの時代には不可能な事でした。
しかし、多くの方はモデルさんや芸能人のように自身の魅力を上手く魅せる技を持ち合わせていません。
魅力のあるポーズとか照明の角度や光量などの技術も持ち合わせていないのも事実です。
でも、ビジネスをされておられる方にとっては、ホームページや名刺、チラシなどにオーナーやスタッフの魅力の一枚、そのポートレートは大変重要なのです。
ここでのご指摘は、皆さんは自分自身で「お気に入りの一枚を選んではいませんか?」です。しかし、それは結構間違いが多いのです。素敵な一枚は別の所にあるようです。
使用目的を明確にし、カメラマンとか社員とか、知人友人に選んで頂きたいのです。
素敵なベストショットは「自薦より他薦」お勧めです。
2019.8.21
マネージャーの独り言 第40話
先日の土曜日、新潟県長岡市で開催された「長岡まつり大花火大会」に行って来ました。
信濃川の河川敷に準備された場所での観覧は迫力満点、尺玉100連発や幅2キロで打ち上げられる「復興祈願花火、フェニックス(不死鳥)」は延々と約5分間、感激で涙モノでした。
更に後半の三尺玉は直径650mに及ぶ開花の迫力と、体全体に響く衝撃波は驚きの凄さでした。
この夏も全国各地で花火大会が開催されますが、この長岡の花火の歴史はこれとは少し異なるようです。
1945年8月の長岡空襲で多くの犠牲者を出し、その翌年に慰霊を祈念しての花火が元となり今に受け継がれています。そして、最初に打ち上げられるのは「白菊」の花火なのです。その後に発生した自然災害である中越地震も併せ、「慰霊と復興」が開催の趣旨となっています。
さて、この10日、11日はこの可児市で「可児夏まつり」が開催され、その10日土曜日には「噴き上げ花火」が上がります。
会場はいつも見慣れた可児川公園、規模は小さくとも私はその空気が大好きです。
我々の仲間たちが猛暑の中で汗まみれの準備から当日の裏方作業、「お疲れ様」と共に「おらが町の花火大会が日本一!」と心から想うのです。
2019.8.8
マネージャーの独り言 第39話
先日のある日のこと、市内のとある喫茶店で何気なく外を眺めていると、駐車場に車が入って来ました。
車のフロントの中央にあるべきナンバープレートが少し左に寄っていました。
「今どきの若者の個性を大切にするという人と違った表現かな」と思いましたが、次の車も又次も、軽自動車の多くは左寄りに付けられているのでした。
車の多くはデザイン的バランスや安全性、効率性などから左右相称(シンメトリー)が基本と考えられています。
では何故左寄り?
それには納得の理由がありました。
軽自動車のエンジンルームのスペースには限度があり、エンジンを冷やす為のラジエーターの効率を優先した為、ナンバープレートの位置を少し左へずらしたのでした。
更に、軽自動車のナンバーを黄色から白色に変更が可能です。
「ラグビーナンバー」や「オリンピックナンバー」又は「地方図柄入りご当地ナンバープレート」もあります。
他にもプレート上部の地域名の次の分類番号、その3桁の最後の表示をアルファベットに変更が可能です。「確認!」と近づき過ぎての追突に注意してください。
なお、ナンバーの申請希望にはそれぞれに条件があります。気になる方は調べてみてください。
2019.7.4
マネージャーの独り言 第38話
先日のある日のこと、市内のとある喫茶店で何気なく外を眺めていると、駐車場に車が入って来ました。
車のフロントの中央にあるべきナンバープレートが少し左に寄っていました。
「今どきの若者の個性を大切にするという人と違った表現かな」と思いましたが、次の車も又次も、軽自動車の多くは左寄りに付けられているのでした。
車の多くはデザイン的バランスや安全性、効率性などから左右相称(シンメトリー)が基本と考えられています。
では何故左寄り?
それには納得の理由がありました。
軽自動車のエンジンルームのスペースには限度があり、エンジンを冷やす為のラジエーターの効率を優先した為、ナンバープレートの位置を少し左へずらしたのでした。
更に、軽自動車のナンバーを黄色から白色に変更が可能です。
「ラグビーナンバー」や「オリンピックナンバー」又は「地方図柄入りご当地ナンバープレート」もあります。
他にもプレート上部の地域名の次の分類番号、その3桁の最後の表示をアルファベットに変更が可能です。「確認!」と近づき過ぎての追突に注意してください。
なお、ナンバーの申請希望にはそれぞれに条件があります。気になる方は調べてみてください。
2019.7.4
マネージャーの独り言 第37話
以前ロシア出身の女性から突然の質問がきました。「あなたはアンドラを知っていますか?」との質問でした。残念ながら全くの初耳でしたが、よく聞くと「アンドラ公国」という国の名前でした。
何処にあるのかな?と調べてみると、スペインとフランスの間に位置するピレネー山脈の中にある、小さな国と分かりました。面積は可児市の5倍くらいの468平方キロメートル、石川県の金沢市とほぼ同じです。人口は可児市の102千人に対し、少な目の79千人、スペインの司教とフランスの大統領の二人が国家元首となっています。
何故この質問?と私の方から尋ねると、このアンドラには親友がいて「多くの国民が親日であり、憧れの国が日本だよ!」との事でした。敗戦後に見事な復活、平和を愛し、勤勉であり誠実な国民性が主な理由のようです。
さて一方、日本の人々の多くは“アンドラを知らない”いわゆる、「片思い」な感じに思われるそうです。当然ながら私たちも、もっとアンドラ公国を知るべきかもしれませんが、さて、彼らが今日の日本を知ったらどうでしょう。胸を張れる国でしょうか?期待に応えましょう。
そうそう、先ずは一度地図からアンドラを探して見てください。
2019.6.26
マネージャーの独り言 第36話
この可児市にはバラで有名な花フェスタ記念公園があり、6月16日(日)まで「春のバラまつり」が開催されています。
今正に満開のバラ、最高の状態で楽しめる訳ですが、庭園の担当者にはあるジレンマがあるとの事です。
来場者にはいつまでも美しく、素敵な香りを添えて少しでも長く、満開のバラを楽しんで頂きたいそうです。
その一方では、バラの管理の定説の一つに「9分咲までには摘み取るべし」があるとの事です。
花の満開の維持は、木への負担が大きくタブーだったのです。
さて、我が家には花梨の木があり、直径7センチくらいの木に3センチほどの実が30個ほどついていますが、ほぼ毎日1個が落ちています。
幹の太さの割合に、この数は負担が大きいとして、リストラをしているような気がします。
秋にはりんご位の大きさ、7~8個まで減りますが、甘い香りを楽しみながらの咳止効果薬の砂糖漬けに変身します。
共にバラと花梨の話ですが、事業に於いても「過大な期待と負担は禁物とすべし」の教訓としたいものです。
2019.6.6
マネージャーの独り言 第35話
先ずは「パッケージとは何?」からスタートしましょう。
大辞林では
①包装すること。また、商品包装用の箱。「きれいに~された商品」
②商品としてひとまとまりにセットしたもの。などと紹介されています。
他にはネット関連や保険、旅行業界でも複数の商品をセットした「パッケージ商品」が販売されていますが、ここでは紙工製品などのパッケージに絞って記します。
パッケージその物は商品の保護から始まり、それをまとめる役割も併せ発展、素材の研究などと共にデザイン性も高度化し、今では商品自体を凌ぐ勢いで費用が投じられています。
本来の商品そのものをより良く見せ、より理解を得る為、ネーミングとパッケージは欠かせないアイテムになっています。
さて先般、そのパッケージ製造会社に長年携わってこられた会長さんからの一言「いくら最高のパッケージをしても、肝心な商品の品質が悪ければ一度で終わる」にも納得でした。
素敵な紙袋に綺麗な包装、ゴージャスなパッケージを開けると美味しそうなお菓子、「あぁ美味しかった、この袋は私で箱は貴方ね!」こんな会話が嬉しい品質とパッケージの揃い踏みです。
こんなお土産、欲しいですね。
2019.5.21
マネージャーの独り言 第34話
事業所によっては、この4月27日より10連休に入ります。
平成から令和に改元、「慣れないね!」やら「即位の礼は!」「こうも休みでどうするの」などなど、平和ボケの日本人のなんと多いこと。
これでは「ボーっと生きてんじゃねえよ」と誰かさんに叱られます。
さて、お休み中に“緊急事態が発生”その対応の為の連絡網は大丈夫でしょうか?
責任者への連絡網は二重にも三重にも、異動後の変更は確認されているでしょうか?
パソコン関連やセキュリティー関連の機器の電源とか充電機能は大丈夫でしょうか?
10日間の空白はバッテリー機能に大きな負担かも知れません。
バッテリーの弱った車のエンジンは、連休明けには動かないかも。
連休が明け、出社した途端に「令和」です。準備は完全でしょうか?
ゴム印の準備は出来ていますか?指示のみで済ませていませんか?確認が必要です。
給料が月末支払いの事業所さん、4月は26日が末日になります。
そうそう、店舗経営の皆さん、つり銭は大丈夫でしょうか?金融機関はお休みです。
「あっ、忘れていた!」ではなく、よく検討の上、十分な準備をお勧めします。
末筆ながら、「休めない方」及び「休みたくない方」への気配りもリスク管理と共に大切ですね。
2019.4.18
マネージャーの独り言 第33話
いよいよ、この4月1日より「働き方改革関連法」が施行され、順次スケジュールに基づき拡大していきます。
時間外労働の上限規制から年次有給休暇取得など、事業主様にとって様々な課題が考えられる法の施行です。
事業経営は、国内外での競争力の強化と品質の向上と管理、収益の確保など、そして事業の安定と持続、成長が必須の条件でしょう。
更に、今回強化されたのが従業員への課せられた約束事の遵守でしょう。
事業主様にとって避けては通れないこの法案、その施行にあたり、この4月より始まる厚生労働省委託事業(無料相談)「働き方改革に関する出張相談会」のご案内をさせて頂きます。
是非、お気軽にお越しください。
詳細は
2019.4.9
マネージャーの独り言 第32話
先ごろお会いした二人についてお話します。
先ずは四十歳代男性のフィリピン人のお話から紹介しましょう。
彼は二十数年前、日本人である祖母の勧めで来日、可児市にある自動車部品の工場に派遣社員として就職しました。その決断は、祖母から「戦争に負けたが、勤勉な国民性が奇跡を起こした国だ、行ってこい」との一言でした。
言葉の通じない彼でしたが、配属されたその工場の課長の勤勉さに惚れ込みました。祖母の言った通り、率先垂範でよく働き、責任感は強く「凄い男」と思ったそうです。
あれから二十数年、その課長は退職し、彼は今その工場の一つの小さな班の責任者になっていて頑張っているとの事でした。
当方から「今の日本人はどう?」の質問に「頑張らないよ、前の課長はいないね!」でした。
次は外国から技能実習生を日本の企業へ斡旋、その後のフォローも行う事業者さんです。
最近最も多く採用しているのがベトナムの方で、日本の事業者から依頼された人数の三倍を現地で募集し、面接にて「意欲と誠実」を感じられる数人を採用し派遣しています。
現在、可児市内の十事業所にベトナム人を派遣、苦情は一度もなく満足の様子から増加の依頼も頂いているとの事、労使共の努力の成果との表現でした。
最大の「頑張る理由」は、ベトナム人の意地と後続者に迷惑を掛けたくない、信頼の継続が彼らの後押しになっているとの事でした。
働き方改革推進と勤勉の継続、バランスを失うと日本は危ない!
2019.3.28
マネージャーの独り言 第31話
先日のある日、とある会社の社長さんに、ちょっとしたお土産を事務所に届けに行きました。
社長さんはお留守で、若い男性の方が応対してくださいました。
「折角お越し頂いたのにあいにく社長は留守です。ご用件は?」
「承知致しました、お名前をお聞かせください」と言ってこちらの名前を掌にメモをされた様子でした。
そつの無い応対ぶりに好感を持って車に乗り、事務所を後にしましたが、その男性は直立したまま丁寧にお見送り、駐車場から道路に出るまでそのまま、道路を出てからもその姿勢が保たれていました。バックミラー越しに見えていましたが、視覚から消える直前に一礼されるのがはっきり見えたのです。「良く教育されている会社だな」と思うと共に、この方は“幹部候補生”と、直感的に感じました。
後日社長さんから「私の息子ですよ、今は二十代で修業中」との事、4代目の社長候補だったのです。初代の社長さんを知っている私にとっては大変嬉しい出来事でした。
「お見送り~」バックミラー越しに結構見えるものです。丁寧にしましょうね!
2019.3.8
マネージャーの独り言 第30話
先日、可児市内のカラオケ宴会場で女性演歌歌手の新曲披露コンサートが行われました。
お父さんがマネージャーの小さなプロダクションの方ですが、歌の上手さは抜群、声量と熱唱ぶりに定評がある歌い手さんです。又、高齢者への思いがちらほら垣間見える、優しさを兼ね備えた素敵な女性でもあります。
今回はそのコンサートの終わった後の出来事を紹介しましょう。
1時間ほどで終わる予定でしたが大盛り上がりで延長、その後のCD販売を兼ねたサイン会がほぼ終了、「お疲れ様」の解散のころでした。その時、入り口から一人のおばあちゃんが、「えっ、終わっちゃたの!」の声、歌手の得意な「都はるみさん」の歌を聴きに、時間を間違えての来場でした。
店内の片付けやお客さんの帰宅など、慌ただしい中での歌手の一言に、皆は驚きました。
「折角ここまで来てくださったおばあちゃんの為に、都はるみさんのアンコ椿は恋の花を歌います」と、彼女はスイッチを入れ直しました。おばあちゃんだけを見つめての“熱唱”に、おばあちゃんは手を叩き、体を弾ませ、揺らせ、破顔での喜びようでした。
たった一人の為のコンサート、残っていたお客さんも巻き込まれ、素敵な感動の3分間でした。お手伝いした私からも「皆さん、ありがとうございました」
2019.2.15
マネージャーの独り言 第29話
昨今、あらゆる企業が深刻な人手不足に悩まされています。
資金不足が要因ではなく、人材不足で閉店に追い込まれたお店も出てきています。そこで以前私が訪問した、人材に全く困っていない、ある会社を紹介しましょう。
その会社は特別に給与が高い訳でもなく、休暇も多くなく、労働時間も一般の会社とほぼ同様の小規模な会社なのですが、同社への就職希望者は絶える事が無いのです。事業内容はデザインモデル制作で、各種工業部品や建築物、ジオラマなどの完成予想図を立体化した、いわゆる「模型」を作っている会社なのです。この会社は、通常の仕事が終わった後の時間は、工場内で好きな模型を製作することが許されています。模型造りが大好きな人たちの時間になるのです。例えばガンダムとかゼロ戦(ゼロ式戦闘機)とかカーモデルなどで、制作の為の工具や材料、塗料が無償で自由に使えるのです。
周囲の人たちは皆さんプロですから下手な作品は見せられません。ですから必死に制作に集中、「楽しみながら」技術の向上に役立つのです。当然ながら、無休でも苦情は無く、むしろ喜ばれているようです。
この会社は特殊な事業かも知れませんが、キーワードは「仕事が楽しい」です。貴方の会社も、仕事の中に楽しさを見つけてください。楽しさを作ってください。
2019.2.4
マネージャーの独り言 第28話
明けましておめでとうございます。
本年も可児ビジネスカフェをご支援頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。
さて、今年は何があるのか~期待をしながら紹介しましょう。
先ずは最大の出来事となるのは、天皇の即位に伴う「改元」でしょう。4月1日(予定)に安倍総理が平成に代わる新たな元号を発表し、5月1日より新元号を使うことになります。Ⅿ.T.S.H.以外の新元号、世界が安全で栄える名称に期待です。発表からわずか1カ月、ITの時代ですから大きな問題はなさそうですが、事業所に於いては細部に亘るチェック体制は整えておいた方がよさそうです。
また4月27日から始まる10連休、“黄金週間”と有頂天の方もお見えですが、無休のサービス業に従事の方とか、日々雇用の方たちにも少しは思いを馳せて頂きたいものです。
6月にはFIFA女子ワールドカップがフランスで開催され、なでしこジャパンの活躍が期待されます。
そして、10月1日より消費税が10%に引き上げられます。事業者にとっても消費者にとっても面倒で負担が大きくなる変更ですが、計算はし易くなります。「大きな、大きな2%」、国民が「なるほど」との有効活用を願いたいものです。
そして、3年目を迎える可児ビジネスカフェ、お気軽にお立ち寄りください。
2019.1.4
マネージャーの独り言 第27話
30年余り続いたこの「平成」もいよいよ残り少なくなりました。
昭和までの元号は246個、世界で唯一日本のみが使用し、愛し続けているのがこの元号なのです。
「平成」は、当時候補になっていた「修文」と「正化」を退け「昭和」の後継者になったようですが、少し違和感を持った私も今では愛着すら感じています。
さて先日、平成30年の世相を表す「今年の漢字」は「災」と日本漢字能力検定協会が京都の清水寺で発表しました。「平成」の命名由来は、史記の中にある「内平外成」、国の内外、天地とも平和が達成されることを願って付けられた元号なのですが、最後の最後に「災」とは何と辛いものがあります。今年の「災」を史記から学び「災い転じて福と成す」・・・「聖人の事を制するや、禍を転じて福と為し、敗に因りて功を為す」が如く、更にはお正月のしめ飾りに南天を使うことがあります。これも「難を転じて~」そうしたいものです。
いよいよ、来年5月1日から新元号になります。その新元号に、そして更に来年の漢字一文字が「吉」や「福」「安」「幸」になる事に期待しています。
「可児ビジネスカフェ」も今年で2年目を迎えました。皆様のご支援に心より感謝申し上げます。そして、来年もよろしくお願い申し上げます。
来る年が皆様にとって幸多かれと願っています。ありがとうございました。
2018.12.28
マネージャーの独り言 第26話
いよいよこの時期、サラリーマンにとって待ちに待ったボーナスシーズンです。
企業によっては同じ立場にありながら支給される金額に差があり、そこに「人事考課」たるモノが存在するのです。人事考課とは、従業員の業務成績や能力・態度を評価すること、となっており、その結果をボーナスの支給額に反映させるのです。
しかし、皆さんは十分に納得しているのでしょうか?いいえ、私は7割の人が納得していないと思っています。その理由は、評価をする側の上司の他人評価と、評価をされる側の自己評価の差であり、7割の人の自己評価は他人評価より高目なのです。
それは決して悪いことではありません。自信と誇りを持って働くことは素晴らしいことなのです。しかし、それを不満につなげる事が良くないことなのです。
上司も悩みに悩んで、そこに差を付けなければならないのです。様々なプロスポーツの審判でも「絶対」はないのですから当然間違いもあるのです。
一番大切なのは、その結果の後の行為です。腐ってしまい業績を落とすのが最悪です。次に思わぬ好結果に慢心するのも良くありません。
上司は良い評価をした人よりも悪く評価をした人を気に掛けて見ています。このチャンスを見逃さないように頑張るのが次の評価に大きく貢献するのです。
人事考課は「不公平から始まるのです」
2018.12.25
マネージャーの独り言 第25話
子供の頃「大切なモノは床に置くな!」とよく叱られたものです。
モノを床に置く行為は、そのモノを粗末にするとか傷めても良いと言う安易な行いと思われていたのでしょう。
さて先ごろ、それを覆す行為に出会いました。
当地の日刊紙の新聞記者さんに同行し、書画・陶芸家さんへの取材を手伝っていたときのことです。出身地から始まり様々な人生の紆余曲折、その一つ一つの出来事からの人との出会い、今に至るまでの流れが質疑応答の形式で行われました。それが概ね終わったときのことです。
「作品と作家さんの写真を撮りたいので、場所の準備をお願いします」と記者さんから促されました。急いで移動をしようとしたとき、ふっと気が付くと足元に「記者の命であるべきカメラ」が床に置いてありました。
「こんな大切なモノ、床に置くの!」と少し厳し目な言い方をしてしまいました。
返ってきた答えに再び驚いたのです。
「落ちない場所が一番安全なのです」って、これが“落ち”でした。。
2018.11.13
マネージャーの独り言 第24話
子供の頃「大切なモノは床に置くな!」とよく叱られたものです。
モノを床に置く行為は、そのモノを粗末にするとか傷めても良いと言う安易な行いと思われていたのでしょう。
さて先ごろ、それを覆す行為に出会いました。
当地の日刊紙の新聞記者さんに同行し、書画・陶芸家さんへの取材を手伝っていたときのことです。出身地から始まり様々な人生の紆余曲折、その一つ一つの出来事からの人との出会い、今に至るまでの流れが質疑応答の形式で行われました。それが概ね終わったときのことです。
「作品と作家さんの写真を撮りたいので、場所の準備をお願いします」と記者さんから促されました。急いで移動をしようとしたとき、ふっと気が付くと足元に「記者の命であるべきカメラ」が床に置いてありました。
「こんな大切なモノ、床に置くの!」と少し厳し目な言い方をしてしまいました。
返ってきた答えに再び驚いたのです。
「落ちない場所が一番安全なのです」って、これが“落ち”でした。。
2018.11.13
マネージャーの独り言 第23話
中学校を卒業してから今年で60年、ある思いから、地元の新聞店を通じてその頃の新聞「思い出新聞」を取り寄せました。その三面記事の見出しの一つに「列車荒し締出し」のタイトルで、年末をひかえての国鉄(現JR)が特捜班を組むという記事がありました。
当時は夜行列車が多く走り、二・三等の寝台車にスリやマクラ付近の貴重品を狙う“マクラ捜し”が横行していたのです。この列車荒しには、個人技の高い者もいればチームワークを駆使した集団もいたようで、その摘発に私服の刑事や鉄道保安官を充てると言うものです。
さて、時代と共にこの犯罪は無くなりましたが、現在は姿を変え、非常に巧妙になって来ました。オレオレ詐欺から始まり、振り込み詐欺、還付金、レターパック、最新版はオリンピックに絡めた詐欺ですが、話題になった地面師もあります。訓練に訓練を重ね、情報を駆使したグループが、全く無防備な人を狙うのですから被害に遭うのは当然とも言えます。
犯罪の種は異なりますが、あの大盗賊、石川五右衛門の辞世の句に「石川や浜の真砂は尽くるとも世に盗人の種は尽くまじ」があります。
いつの時代も「マクラを高くして寝られる」のは自己防衛のみですかね~。
2018.11.8
マネージャーの独り言 第22話
以前、サッカーやラクビーの試合でロスタイムと言う言葉が使われていました。負傷した選手の処置などに使われた時間、つまり空費した時間なのです。
ロス(Loss)とは無駄、損失、失うなどを言い、最近では「安室ロス」のように人気歌手が引退した時にも使われ、ペットが亡くなった時の病「ペットロス症候群」もあるようです。2010年から、そのマイナスイメージをプラスにすることから生まれたのが「アディショナルタイム」です。アディショナルは「加えられた」を意味するからです。
また、食品ロスと言う言葉があります。売れ残りや食べ残し、期限切れなどで廃棄される食品です。あるデータでは、コンビニ1店舗当たり、1日に約2万円の廃棄があるとのこと、月に60万円ほどになることから、スーパーや一般家庭を含めると想像を絶する額になるでしょう。
一方で、日本の食料自給率は60年前の79%から現在は39%とのこと、輸入に依存している現状から、ロスは如何にも「勿体ない」ことなのです。
何事においても、ロス的思考からアディショナル思考に切り替えましょう。
2018.10.21
マネージャーの独り言 第21話
先日、大女優であった樹木希林(きききりん)さんが他界されました。
希林さんは、様々な名言を残されましたが、その中で左目の失明に際してのお話が印象に残っています。曰く「失ったことを嘆くより、新たな発見のチャンスと思え」というものでした。一つの能力を失うと、それを補い、凌ぐように他の能力が発達すると言うのです。全身ガンを公にし、最後まで逞しく、自然な生き方に多くの方が感動すらしました。
さて先日のこと、我が家では家族旅行の話で盛り上がっていました。
宿泊先が「ペットと泊まれる宿」では無いので、問題は3歳になる“ハナちゃん”(3.5キロの女の子のワンちゃん)なのです。結論としては、自宅近くのペットホテルに預けて行くことになりました。
さて、旅に出る3日前のことです。旅先のガイドブックと共に、事前にペットホテルに提出する「ホテルカルテ」を見ていました。それは「食事は1日何回ですか?」とか「人見知りは?」「おやつは?」等々の確認書類です。
何と“驚き”でした。ハナちゃんは99%失敗しない「おしっこ」をその傍に漏らして「何故私だけを置き去りにするの?」と、抵抗を想像させる行為をしたのでした。
表情や会話でのコミュニケーションが無理な分、それを補完する「読み取る能力」は凄いのかも知れません。愛おしさと共にちょっぴり怖さすら感じた出来事でした。
ペットをお飼いの皆さん、彼らは皆さんの行動を「超能力で見ているかも~」
2018.9.27
「計画」と聞くと何か仰々しい印象も受けますが状況によりますので、極端にいえば子供がおこづかいの使い道を考えるのも計画といえるでしょう。きちんと考えて無駄遣いしなければ、貯金ができたり、本当に欲しいものが買えるでしょう。
逆に無計画なのは、地図を持たずにハイキングに行くようなもの。適当に進んだ道の先が崖だったり、散々回り道してヘトヘトになって、挙句に目的地に着かない…
事業を行う場合には、いろいろな要因が関係してきますので計画を立てることが重要になります。今の状況はこうだけれど、何年後には、これ位の売上を達成したい、取引先をこれ位増やしたい、従業員を採用して規模を拡大したい、目標はいろいろです。現状を把握して、目標達成までのスムーズな道筋を示すもの=経営(事業)計画です。
可児商工会議所では、計画を立てるための考え方、手法をわかり易く解説する「経営計画作成セミナー」を開催します。支援実績の豊富な講師による5回コースですが、興味のある1回だけの受講もでき、しかも受講料無料です。ぜひお気軽にお申し込みください。
詳細はこちら
2018.9.19
マネージャーの独り言 第20話
五代目、柳家小さん師匠や、同じく五代目、古今亭志ん生師匠が得意とした多くの古典落語の中のひとつに「時そば」があります。1726年(享保11年)、今から大凡300年ほど前の江戸時代、8代将軍、徳川吉宗の頃に京都で発行された本「軽口初笑」の一話がこの演目の元と言われています。
そば屋で食べた料金を支払う際に、会話の中でお店を褒めちぎり、いい気分になった店主を上手く騙して得する自慢話から始まります。
その話を傍で聞いていた少し目出度い若者が、それを真似して、結果は損する話です。
そのそばの食べ方や仕草、お金を払う時の「ひぃ、ふぅ、みぃ・・・」のテンポの良さは、落語家にとって最大の見せ場となるのは言うまでもありません。
さて、この程度の話は笑って済ませる事が出来ますが、いつの時代も「騙して儲けよう」とする人が少数と、「楽に儲けよう」とする人が沢山います。投資の専門家が1パーセント台で凌ぎを削る昨今、旨い話に乗る、騙され易いお金持ちの多さに驚きです。
「元も子もない」これは元本も利子も無くなる、つまり、高利子を狙うと元金まで失うことなのです。美味しい話に乗るのは「そば」程度にしておきましょう。
2018.9.6
マネージャーの独り言 第19話
会社へお勤めの若い方に、上司や同僚から「貴方の営業力は素晴らしい」とか「アイディアが凄い、その力を持って起業したら!」と言われたら誰しも嬉しくなります。
ましてや、「社長の風格が見える」なんて言われたら、天にも昇るほどの気分になるでしょう。
また、自身で起業又は先代から継承して数年、共に事業が軌道に乗りかけて来た頃、上記と同じような、今話題のフレーズ「思い切って2号店を出さない?」とか「若社長、増設しましょう!」の声が掛かります。
「私たちも協力します、共に頑張りましょう」なのですが、その声を掛けるのは、何処かのフェイクコンサルか金融業者か悪友たちなのです。
未だ足が地に着いていない状況にも係わらず、思わず嬉しくなり、力が付いたとの錯覚からその話に乗ってしまうのです。この声の主の共通点は、責任の無い立場であり、その声を「悪魔のささやき」と言います。成功の時は私たちのお蔭で、万一失敗の時は貴方のせいなのです。
利害関係のある方やご家族、親友たちの声は慎重であり重く突き刺さるかも知れません。「資金は大丈夫?」「固定客は着いた?」「実力は?」との声です。
これをここでは「天使のささやき」と言います。大切にしてください。
2018.8.24
マネージャーの独り言 第18話
先月、大いに盛り上がった2018FIFAワールドカップロシア大会は、フランスの20年ぶり2度目の優勝で幕を下ろしました。
多くのファンがテレビに釘付けになる中、予選リーグから決勝トーナメントまで何度も繰り返し映されるのがゴールの瞬間です。しかし、華やかなゴールに欠かす事が出来ないのがその前のプレー、アシスト、いえ、それ以前の地味なプレーかも知れません。
さて、私共の生活には、欠かす事が出来ない大切な「選挙」と言うものがあります。
近隣の町で地域活動をしながら、時折バスガイドも務めるお母さんで私の友人。選挙になると「うぐいす嬢?」に大変身します。担当した候補者を当選に導く力は、勝率9割超の「凄腕うぐいす」なのです。
選挙カーでは、何処でも誰でも、例え一人に対してでも、候補者と共に絶対に手を抜かない。夏でも冬でも窓は開けっ放し、疲れていても窓に肘を付けずに手を振る。そして、団地、田園、商店街など、それぞれの地域に適したアドリブ紹介は絶品です。一日の活動を終え選挙事務所に帰っても疲れは見せない、自宅まで、等々。
絶対に不利と言われた候補者を、仲間と共に勝利に導いた話を聞きました。関が原の戦いで見せた、徳川家康の行動が参考になったとか。
“当選”と言うゴールの為に、彼女は様々なパスを提供、アシストしたのでした。
2018.8.8
マネージャーの独り言 第17話
日本の大部分は温暖湿潤気候に属していて、四季がはっきりして素敵な国土ですが、ここ数十年前から気温が上昇し、雨も多く降るようになりました。まるで亜熱帯地方と言える状況でしょう。
さて、南隣の町多治見市はここ数日間、気象庁発表の“日最高気温ランキング”の全国10位以内に入っています。北隣の美濃加茂市も、更に北の美濃市もランクインしていますが、ここ可児市は入っていないのです。その為、可児市民の中には「可児市は涼しい」と錯覚しておられる方が結構多いのです
多治見市と美濃加茂市にはあり、可児市にないのが、K・フライドチキンと法務局・・・もう一つが「気象庁の気象観測所」なのです。ここ可児市では測っていないので、当然ながらランクインはあり得ないのです。
濃尾平野から木曽川沿いに熱風が可児市に流入する、全国で最高の猛暑地かもしれません。
ここは決して涼しくありません。こまめな水分補給でご自愛を~
2018.7.18
マネージャーの独り言 第16話
50年前の辞書、広辞林に「自由」とは、思いのまま・心のまま、他からの拘束や強制、支配を受けないなどと記されていますが、現在のネットでの説明の中には時間的な自由と行動範囲の自由の説明もあり、少しの変化が見受けられます。ただ、法律の範囲内における随意な行為、の一行は50年前と同じです。
さて、人は誰しも「自由になりたい」とか「自由が欲しい」とかよく言います。
極論なのは、時間はタイムスリップ、空間は宇宙までなのですが、どの程度の自由の要求なのか? 私は完全な自由はありえないと考えています。
例えば、我々が住む地球は太陽の恩恵と拘束の中、概ね24時間で1回転、太陽の周りを365日で1周の繰り返しです。46億年間、その制約の中で決してそれ以外の自由な行動は許されていません。あの「はやぶさ2」が近付こうとしている3億キロ先の小惑星「りゅうぐう」も同じ太陽の恩恵としがらみの中にいる運命です。
社会や職場や家庭でも、恩恵としがらみの中に細やかな自由を見つけ、それを謳歌するのが最高の喜びとすべきでしょう。孫悟空がお釈迦様の掌(たなごころ)の中で見つけた精一杯の「自由」と同様に~
2018.7.5
マネージャーの独り言 第15話
蜂や蟻の労働者の社会には2・6・2の法則があると言われます。
よく働くのは2割、適当に働くのは6割、怠け者が2割で組織は構成されているという法則で、人間社会にも当てはまるようです。その組織の長は効率化の為、怠け者を排除し、よく働く者と入れ替えるのですが、放置しておくと数カ月後には元の2・6・2に戻ってしまうのです。組織には、働くこと以外にもそれぞれの役割が有り、働かない2割も組織形成には必要かも知れません。概ね8割は頑張らないのです。
さて近年、成熟した人間社会は「1・9の法則」になっていると言われます。この1割と9割、考え方や行動により人生の歩みが大きく異なるのです。
・1割は豊かな人生を送り、9割は貧しい人生を送る。
・1割は自由に生き、9割は自由が無い。
・1割はやりたい事をやり、9割はやりたくない事のみをやる。
・1割は人に必要とされ、9割は忘れ去られる。
誰しもがこの1割を望むのですが、それには相当な努力が必要と推測します。しかし心配ないのです。8割の人は、その居心地の良い位置が好きなのです。
このコラムをご覧の皆さん、1割の地位獲得に向け頑張りましょう。
2018.6.18
岐阜県よろず支援拠点「かに経営相談窓口」では、事業者の方を対象とした「かによろずミニセミナー」を開催します。今回は“目指せ、予約殺到の繁盛店!行列のできる人気店!人に選ばれ、満足度の高いサロンの作り方”と題して「繁盛するサロン経営に欠かせない法則」をお伝えします。
サロン経営・ウォーキングレッスンの運営の実体験に基づいて、売上を構成する3大要素、から経営者が陥りがちな「サロンあるある」を明るく楽しく解説します。
日 時 7月26日(木) 14:00~
受講料 無料
詳細はこちら
2018.6.5
マネージャーの独り言 第14話
一年くらい前のある日のこと、妻と共に市内の回転すし店へ入りました。
混雑している休日などは、いつものようにカウンター席を希望します。そこで案内されたのが一人の年配の女性の隣で、三人が並ぶことになりました。その女性は80歳代と見受けましたが、身形や仕草は毅然とされていました。
暫く経った頃、おばあちゃんが「欲しいモノがあるのよ」「いつもは一緒に来る息子がやってくれるの」と、隣に座った妻にタッチパネルの使い方を尋ねられました。何かの都合でその日はお一人でしたのでしょう、二三度妻がお手伝いをしました。
食事も終わりになった頃、ショートケーキを二つ注文され、「持ち帰り用に包装してね!」と店員さんに依頼されました。
お孫さんへのお土産?と勝手ながら私どもは推測しました。
すると、「今日はありがとうね、ほんの気持ちよ!」との私達へのプレゼントだったのです。
その一言は、“強く優しく”遠慮する隙を与えられませんでした。
あの粋なおばあちゃん、お店へ行く度にいつも気になりますが未だにお会い出来ていません。「元気かな~次はお返しを!」と思うのです。
2018.6.4
岐阜県よろず支援拠点「かに経営相談窓口」では、事業者の方を対象とした「かによろずミニセミナー」を開催します。今回は“目指せ、行列のできる人気店!人でにきわい笑顔あふれる飲食店の作り方”と題して「繁盛する飲食店に欠かせない法則」をお伝えします。
飲食店経営・接客応対・人材育成の実体験に基づいて、経営者が陥りがちな「飲食店あるある」を明るく楽しく解説します。
日 時 6月28日(木) 14:00~
受講料 無料
詳細はこちら
2018.5.29
可児市と連携して創業支援を行っている可児商工会議所では、女性の方限定の「女性起業家セミナー」を開催します。
創業に興味や関心はあるけれど、イマイチ行動を起こせないでいる女性の方が、次の一歩を踏み出せるように、先輩となる女性起業家や支援経験豊富な講師からご自身の体験を語って頂きます。
女性同士で夢を語り合うことで、ご自身の夢を具体的にイメージできたり、励まし合える創業仲間も見つかるかも。
日 時 7月17日(火)、19日(木)、24日(火)
受講料 無料
詳細はこちら
2018.5.29
マネージャーの独り言 第13話
今、米大リーグでは投手と打者の二つの能力を持つ「二刀流」の大谷翔平選手が大活躍をし、見事に「二兎を追うものは一兎をも得ず」のことわざを粉砕しています。
さて神様は、されを大きく超えた五つの能力「五刀流」をある動物に与えたのです。それは水中を泳ぎ、空を飛び、地上を走り、壁を登り、地中を掘り進むことができるのです。それは何?
答えは影の薄い「ケラ」です。
コオロギに似た、3センチくらいの昆虫で、これからの田植えのシーズンに時折田んぼで見かけます。しかし、これほどの能力を持っていれば、誰もが知っていて当然の話ですが、意外に知られていないのも事実です。
何故か?
残念なことに、五つの能力を持ちながら、勿体なくも一つとして秀でた特技が無いのです。
因みに「オケラ」とはお金の無くなった状態を言いますが、人の万歳とケラの姿が似ているとの説からのようです。何れも寂しい限りです
お店も人も、地味な能力の多さより「一つの特技」が魅力のようです。 “ケラより”
※「ケラ」で検索してみてください。結構かわいい?姿が見られます。
2018.5.18
マネージャーの独り言 第12話
知人の一人に元スポーツ記者の女性がいますが、今から数年前のある日に経験したこと。
実力と共に、絶大な人気のある選手が、ファンの期待を裏切りその日勝負に負けてしまいました。その記者は、ファンが一番気になる質問として、多くの記者の前で最初から「今日の敗因は?」と切り出しました。
即答で「アホか、お前は!」でした。
新聞記者の仕事は、読者を代表して聞くのですから当然の質問だったのですが、その応対に、その選手が嫌になり、怖くなり、しばらくは近づけなかったそうです。
月日が経ったある日のこと、大活躍中のその選手の方から近付いてきて「頑張ってるね!」と、笑顔で声を掛けてくれたそうです。長かった「嫌い、怖い、駄目」全てがその一言で吹っ飛んだそうで、その後はどの記者よりも軽快なインタビューとなったそうです。
「沈黙は金也」もありますが「金言」と言う言葉もあります。上手く使いましょう。
2018.4.25
マネージャーの独り言 第11話
今回はこんな質問から始めます。
「右足を痛めたとき、杖は右手、それとも左手?」 難問でしょ~
昔から「百聞は一見にしかず」と言い「人から何回も聞くより、一度見た方が確かであり、よくわかる」との事ですが「何回見るより、一度の体験」の方が、更に確かであると思うのです。
例えば、車椅子で自分で走行すると病院の廊下などでは快適に走行出来ますが、ほんの少しの段差や坂道になると途端に上り下りが難しくなります。砂利道も軟弱な道も同じです。後ろからの介助者がベテランの時は安心ですが、未経験者の場合は危険でもあり大変不安です。先般、私はその杖も車椅子も、双方を体験して一定の理解が出来ました。
また、今の職場には「AED」が設置されていますが、その使用の体験は無く、万一の時に不安があります。そこで早目に救命講習の受講を考えています。
車椅子もAEDも機会があれば、お試しの経験をお勧めします。双方の使用の機会は突然やって来ます。経験はお役に立つかも知れません!
尚、質問の回答は「右足を痛めたとき、杖は左手」ですよ!
2018.4.11
マネージャーの独り言 第10話
料理を美味しく食べられる条件の一つに、温かいものは温かく、冷たいものは冷たくが大切でしょう。食事を作る調理人さんも、それを頂く方たちも望むところですが、配膳に時間の掛かるところではかないません。
そこで登場するのが「温冷配膳車」なのですが、皆さんご存知でした?
厨房で作られたご飯やお味噌汁、そこに唐揚げがあり、サラダと奴豆腐も、それをトレイに一緒に載せたとします。温かいものを右半分に、冷たいものを左側に。そのトレイ30~50膳ほどを同時に運べる「温蔵と冷蔵」双方の機能を同時に持つ運搬車です。
電動式もあり、更には安全対策からバックモニター付きもあります。
楽しみの少ない病院の入院患者さんを思い開発されたとの事ですが、高級乗用車以上に高額な「車」です。先般、その恩恵にあずかった一人として”感謝“です。
2018.3.30
マネージャーの独り言 第9話
人は誰でもミスをします。
どんなに偉い社長さんでも、優秀な社員でもやはり失敗をします。その為、「お詫びの会見」と言うのをよくテレビなどで目にします。
概ね、この謝り方は“絶対に駄目”と“素晴らしい”の二つに分かれます。
この大ピンチにより、自身の地位を失った以上に会社を倒産させてしまった、駄目社長さんが多くいます。一方、見事な謝罪によりファンを増やし、この危機から会社を救った素晴らしい社長さんも少なからずお見えです。
この大きな違いがどこにあるか?実は難しくないのです。
謝りの基本は、逃げない、言い訳をしない、責任転嫁をしない、なのです。これは常に心掛けていなければならない「リスク管理」の意識です。
只、心のどこかに逃げ場や言い訳に誘導する悪魔がいます。優秀な方、気を付けて!
2018.3.23
マネージャーの独り言 第8話
先頃開催された平昌冬季五輪のスケートで、日本人選手があの強さ抜群のオランダからパシュートとマススタートで金メダルを奪いました。これは、綿密な作戦と洗練されたチームワーク、そしてゴール直前での鋭い内回りの勝利と言われています。
さて、当地には様々な小規模なお店があります。
その中でも、診療時間が午後1時から午後11時までと、残業の後でも治療が受けられる時間帯を設定されている鍼灸院は、多くの方から感謝されているお店です。
また、ランチから始まり、コーヒーは午後2時からという喫茶店があります。一般的なモーニングタイムは無いのですが、ランチとコーヒー共に好評なお店です。
さらに、お昼時には営業をしなくて、夕方から深夜までの中華そば屋さんもあります。そばも美味しいですが、焼き豚(チャーシュー)が大人気のお店です。
大型のお店には真似が出来ない「素敵なお店」、平昌冬季五輪からのヒントです。
2018.3.7
マネージャーの独り言 第7話
ご存じでしょうか?
不動産業界の徒歩○分の基準は一人の女性が歩いたスピードで決められています。この表題のように「徒歩1分=80メートル」を基に、例えばこの物件は「可児駅まで20分」との表示であれば概ね駅まで1.6kmと理解すれば良いのです。それよりも優位な条件を表示すれば、不当表示とみなされ公正取引委員会からお叱りを受ける事になります。
スマホのナビでも採用とか。目的地まで500mとの表示であれば、おおよそ6分で到着と判断出来るでしょう。
さて、この基準は誰が作ったのか?
今から50年ほど前、公正取引委員会に勤務していた女性がハイヒールを履いて、何度もテストを重ねて導き出した数値が基準になったそうです。この女性こそ、独占禁止法や入札談合研究の権威である可児市出身の鈴木満氏の妻で、元日本女子大学教授の深雪氏だったのです。
その女性は昨年12月に他界されました。ご冥福をお祈りいたします。
2018.2.14
岐阜県よろず支援拠点、可児ビジネスカフェとの共催による、創業を考えている方のための「かによろずミニセミナー」を今年も開催します。
今回は「LINE@(ラインアット)を活用して、集客力を高めよう」をテーマに、アプリを活用により積極的な情報発信(クーポン配信等)をして、集客につなげる取り組みを紹介いただきます。小売業、飲食業での利用が高まっているアプリの、効果的な使い方を学びましょう。
日時:平成30年3月14日(水) 14:00~15:00
会場:可児市総合会館3F 第二会議室
事前にお申し込みください。詳細はこちら
2018.1.26
2月2日(金)3日(土)の2日間、多治見セラミックパークMINOで、多治見ビジネスフェア「き」業展が開催されます。その2日目に、カフェのチーフコーディネーターでもある三輪氏の講演会が行われます。
「ヒット商品 開発の極意 ~岐阜から生まれたヒット商品のあれこれ~」と題して、“大地のかりんとう”、“さっと差し込みすっと溶けるアイスクリームスプーン”など、大ヒット商品の開発秘話をお伝えします。ヒット商品誕生のターニングポイントと開発の極意を聞いて、ヒントを得ましょう。
日時:平成30年2月3日(土) 13:00~15:00
会場:セラミックパークMINO内 国際会議場(岐阜県多治見市東町4-2-5)
詳細はこちら
2018.1.16
あけましておめでとうございます。
本日からカフェでの相談受付をはじめ、足を怪我して暫く休んでおりました河地マネージャーも、予定どおり復帰し、相談者の対応をさせていただきました。
本年も皆様のご相談に幅広く対応させていただきますので、よろしくお願い致します。
2018.1.5
今年7月に開設しました当カフェも、半年間に多くの皆さまにご利用いただくことができました。ありがとうございました。
年内の相談日が終了しましたので、次回は新年を迎えてからとなります。
新年は平成30年1月5日(金) 10:00より
マネージャーの復帰も予定しておりますので気軽な相談窓口として、来年も皆さまのご相談をお待ちしております。
2017.12.28
今、国をあげて“働き方の見直し”が進められています。業種を問わず職場の環境改善は可能です。可児市では、可児市ワーク・ライフ・バランス推進セミナーとして「イクボスセミナー」を開催します。
なぜこのようなことが求められるのかという背景を知り、何から進めていくべきなのか、事例をあげながら、考えていきます。
この講座では、「働き方の見直し」に焦点を当て、職場環境をより良く改善するにはどうしたらよいかについて、講義にグループワークを取り入れながら学びます。
日時:平成30年1月25日(木)午後2時00分~午後4時00分
会場:可児市役所 4階 第1会議室
参加費:無料
定員:30名(先着順)
講師:ワークライフバランスコンサルタント 伊藤亜貴子 氏(A&N合同会社 代表)
開催内容はこちらから
2017.12.14
中小企業は、他社依存型の事業モデルから脱却し、自社の商品・サービスを開発・販売していく必要性に駆られています。
岐阜県よろず支援拠点では、来年1月15日から4回コースで「商品開発ワークショップ」と題した体験型講座を開催します。ワークショップとは「参加」「体験」「協働」「創造」「学習」がキーワードで、自ら考えて、他の参加者とワイワイやる過程で、自社の商品や事業についての発見や、気付きが得られます。
「ヒット商品開発秘話」から、基本的な要素、成功の方程式など盛りだくさんの内容のセミナーです。
開催内容はこちらから
2017.12.4
本日(11/13)よりしばらくの間、河地マネージャーが都合により不在となります。
ご迷惑をお掛けしますが、可児ビジネスカフェは通常どおり開設いたしますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
2017.11.13
マネージャーの独り言 第6話
先ごろ、台風22号が迫る中、標記のフェアが可児市文化創造センターで開催されました。
雨と寒さの中での二日間でしたが、大変多くの方がお見えになり、熱い想いのフェアとなりました。
フェアは幼稚園児のイベントから始まり、高校生の吹奏楽演奏や物販、そして企業の出展は建築・製造・卸小売・観光・サービス・金融機関、更には健康・福祉から葬儀屋さんまで人生の全てが揃っていました。
遠くは北九州からの出展でスタッフが7~8人ほど、強い想いが伝わってきました。それは近いうちに当可児市に工場を建設予定であり、そのご挨拶との事でした。
自店のPRやら、新たな事業の紹介、新商品の紹介、物販、人材の募集など様々な想いを込めての出展でしょう。皆さん一生懸命の営業でした。
そして、この私は特別な想いで「可児ビジネスカフェ」のサテライト窓口にいました。
二日目の午後のことです。年配の方から「お蔭で10年目となりました。感謝しています」との言葉。この方は第1回フェアを始める時の役員さんで、その打ち合わせ席に当時隣接市で起業家支援に携わっていた私が呼ばれたのを覚えていてくださったのでした。
実行委員会、出展者、関係各位、そしてご来場頂いた方々、参加者の一員として心より感謝申し上げます。雨の中、本当にありがとうございました。。
2017.11.2
この週末の10/28(土)、29(日)は可児市文化創造センターalaで「産業フェアin可児2017」が開催されます。この展示会は“技術や独自性を内外にアピールし、商品開発や商談、求人活動につなげる”ことを目的に開催され、地元商工会議所の会員企業約100社が出展し、自社の製品やサービス内容を展示したり、飲食品の販売をしたりして、自社をPRします。身近な企業であっても、意外に知らない内容や情報に接する機会ではないでしょうか。他社の内容を知る事で、新たな提案によるビジネスチャンスがあったり、新分野への進出のヒントがあるかもしれません。気軽にのぞいてはいかがでしょうか。
開催内容はこちらから
2017.10.25
マネージャーの独り言 第5話
先日、工業系に強いコーディネーターの方に同行し、ある工場の中を見学させて頂きました。
その目的は、マシニングのドリルやエンドミルの交換を如何にスムースに、そしてミスの無いようにするには?のヒント探しでしたが、素人の私は「なかなか入れない工場内が見られる良い機会だから」そして「素人の意見も参考になるかも?」でした。
工場に入ると1台数千万円と言われるマシニングが50台以上、整然と並んで稼働していました。何に使われるのか、直径30cm位の大きさの円筒形の半製品が多く並んでおり、工場長に「精度は?」を尋ねると「ミクロン単位です」との回答で驚きました。
マシニング1台があの高級スポーツカー、フェラーリと同等の価格、更にその殆どはグレーか黒に塗られ、角張ったガンダム風には威圧感すら感じました。
でも、その中に白とグレーに塗られ丸みを帯びたデザインのマシニングを3台見付けました。無機質で角張ったマシニングの中では疲れが倍増、「優しさが求められる時代」から、最近はこのような女性的なデザインが増えているとの事でした。
世界をリードする日本の工作機械。
ここにもセイラ・マスの進出か。
ガンダムよ、頑張れ!
2017.10.13
マネージャーの独り言 第4話
先日、秋晴れの暑い日に「バウムクーヘン長さ世界一のギネス記録に挑戦」と銘打ったイベントが、可児市花フェスタ記念公園にて開催されました。
半年以上前から計画され、相当な時間の準備と計算、そして1週間に亘る練習で20メートルのバウムクーヘン作りのギネス記録達成はほぼ確実な雰囲気でした。青年会議所の方々とその応援団、そして地元の中学生が中心となり、公園への一般来場者を巻き込んでの挑戦でした。
鉄のパイプに生地をかけながら1層ごとに焼き付けをするのですが、ギネス記録達成条件は10層以上が必要です。天候の暑さと共に炭火で焼く熱さのなか、生地が6層目位まで張り付いたころ、その重さと鉄のパイプの自重により真ん中辺りが少し下がってきました。
パイプの端に重りを付けたり、スタッフが乗ったりしてパイプの平衡を保つ必死の努力、生地をかける子供たち、パイプを安定した回転にする人、皆さん汗びっしょりでした。
4時間に亘る無休の戦い、ようやく10層のバウムクーヘンが完成しました。しかし、一部が剥がれ落ち、公式認定員からは「認められない」との判定でした。
近くにいた菓子作り50年以上の経験者からは「バウムクーヘンは思った以上に難しい、よく挑戦したよ、感動したね!」の言葉でした。
ギネス記録更新はなりませんでしたが、多くの人に夢と希望と感動を、そして美味しさのお裾分け、このイベントは“大成功”でした。
2017.9.25
経営者が交代する時(事業承継)に問題になること…相続税問題と考える人もいますが、これは「事業承継問題」の一部です。特に中小企業の場合、事業の根幹となっているのが経営者の個人的属性によるところが少なくありません。例えば、長年築き上げてきた取引先との信頼関係や人脈、ノウハウや技術、社長のリーダーシップによる活性化した組織風土など…これらの目に見えない経営資源が「知的資産」です。
後継者が“事業”を承継するためには、様々な知的資産を把握し、それを利用できるようにすることが必要です。
今後、より事業を発展させていくための知的資産の考え方、ノウハウ、作成プロセスを学べるセミナーが開催されます。
日時:9月27日(水)、10月4日(水)、10月11日(水)の全3回、毎回18:30~21:30
会場:可児市総合会館(可児市広見1-5 可児市役所向かい)
詳細を記載したチラシはこちらから
2017.9.15
マネージャーの独り言 第3話
当ビジネスカフェへ来られる商店経営の方からの一番多い相談は「売上増強」です。
品質、価格、品揃えなど、様々な見直しが要求されますが、その前に20分で結構です。経営者自らが、又は従業員と共に以下の事を確認してください。
その1.看板が汚れていないか?灯りはともるか?
その2.回転灯は回るか?店内外の電球は全て点くか?
その3.お店の周囲に雑草は生えていないか?
その4.窓ガラスは綺麗に拭かれているか?
その5.駐車場に車はゼロではないか?(1台は置いておく)
その6.花瓶の花は長い間造花のまま?額の絵はず~と同じ?
毎日の事で意外に店主の方や共に働いている方たちは気が付かないのです。しかし、お客さんは気が付いていて、いつの間にか「客離れ!」につながるのです。それを食い止めるこの作業、結構効果が有るのです。
お店は店主と、そのご家族だけのものではないのです。
従業員もその家族も、更にはそのお店のファン(お客様)の大切な心の財産でもあるのです。
2017.9.8
(公財)岐阜県産業経済振興センター岐阜県よろず支援拠点と可児市(可児ビジネスカフェ)との共催による、創業を考えている方のための「かによろずミニセミナー」を開催します。
各回定員6名、1時間というミニセミナーですが、各分野の専門コーディネーターと近い距離で話を聞く事ができるチャンスです。
初回は10月18日、お申し込みは前日までに。
(詳細は左の画像をクリックして下さい)
2017.9.1
8/3から開催されていた可児商工会議所主催の「起業セミナー2017」が終了しました。20名の受講者の方々が講義を聞いたり、自分の考えをまとめて他の受講者に説明したりしながら、起業のアイデアをまとめました。リスクの全くない無い創業計画は無いと思います。事前に充分な計画を練る、その為にいろんな意見を聞くことがリスクを減らすことに繋がると思います。
いろんなセミナーを受講して、考えがまとまってきたら、専門家に相談するのが一番です。可児ビジネスカフェは豊富な支援実績を持つ専門家に相談できる窓口です。一度覗いてみて下さい。
2017.8.25
マネージャーの独り言 第2話
当可児ビジネスカフェへは時折、起業を志しておみえの方が来られます。
基本的に起業される方を私は尊敬し、応援したいと考えています。
でも、起業してから事業成功への道のりは簡単ではありません。
その為に私は、起業を目指している方へ次の三つの質問をします。
1.健康ですか?
起業をしてから体を壊せば即無収入になります。
2.ご家族の同意は得られていますか?
ご家族の協力が何よりの“力”ですが、配偶者の同意は絶対です。
3.その仕事は大好きですか?
休みが無くても、徹夜をしてでもその仕事に打ち込めるかが大切です。
以上の条件が整えば、概ね起業家として事業のスタートは出来るでしょう。但し、起業家は社会の為とか人の為に役立つことを目指してください。私利私欲の為だけの起業家は私の尊敬からは除外です。
2017.8.21
先週の8/3から可児商工会議所主催の「起業セミナー2017」が始まりました。あたためてきた夢に向かう第一歩と考えた方々などが参加され、起業する為に必要な知識習得をされています。
起業を考える方は、その道で修行をされて必要なスキルは身に付けられても、意外に具体的なプラン(創業計画)を作ってみえない方が多い傾向です。
こうしたセミナーで知識を学んでいただくことが重要ですし、いろいろな講師・専門家の話を聞くことも良いと思います。
気軽に専門家に相談できる窓口「可児ビジネスカフェ」、是非ご利用下さい。
2017.8.10
マネージャーの独り言 第1話
可児町の役場が現在のビレッジ元町にあったころ。
ゆとりピアと広見小学校の間がトンネルであったころ。
名鉄明智駅が伏見口駅であったころ。
広見南に「星の宮」と言う小さなお宮があったころ。
マネージャー河地が子供の頃を過ごした大切なまちです。
金融機関に定年まで勤め、その後も他市に勤務、その多くが愛知県で一度も可児では働いていません。
しかし、ビジネスに関しては、深く、広く、厳しく、多くの経験をさせて頂きました。
特に、起業家さんとの縁は長く、深く、大変多くの事柄を教えて頂きました。
この浅い知識と多くの経験で微力ながら、市内の皆さまのお役に立ちたいと考えています。
幸いながらこの可児市は、どこよりも人に優しいまちと実感しています。他市に誇れる可児市です。
是非、一度「可児ビジネスカフェ」へお越しください。
2017.8.4
かにビジネス相談窓口(よろず支援拠点サテライト)で相談に応じている岐阜県産業経済振興センターでは「事業可能性評価にチャレンジする企業」を募集しています。これは、温めているプランが「事業として実現するのか」可能性を評価してくれるものです。有望性、技術の先端性、発展性等を総合的に分析してくれるもので、事業可能性が大というA評価を受けた企業には「マスコミへの積極的紹介」などのメリットがあります。
詳細はこちらから。
2017.7.28
可児市の「創業支援事業計画」の「創業支援窓口」として連携している可児商工会議所では、
・いつか事業を始めてみたいと思っている方
・開業して間もない経営者の方 など
を対象とした「起業セミナー2017」の受講者を募集中です。このセミナーは、経験豊かな講師によって「夢をカタチに!!成功するための5つのテーマ」と題して講義頂きます。
7月28日(金)が申し込み締め切りです。ご興味のある方はぜひお申し込みください。
2017.7.21
昨日からオープンしました「可児ビジネスカフェ」ですが、明日7月12日から更にパワーアップします。
岐阜県よろず支援拠点「かにビジネス相談窓口」として、毎週水曜日はコーディネーターが待機することになります。
支援体制を充実させてお待ちしておりますので、お気軽にお越しください。
2017.7.11
いよいよ「可児ビジネスカフェ」がオープンしました。
午前中からご相談でお越し頂いた方がみえて、河地マネージャーがマンツーマンで応対しました。
午後にも予約が入っていますが、まだ空き時間がありますので、お気軽にお越しください。
2017.7.10
7月10日のオープンに向けて進めていました「可児ビジネスカフェ」の準備が整いました。
明るく、きれいな相談窓口で皆様のご相談をお待ちしています。
2017.7.7
7月5日、キックオフセミナーを開催しました。
岐阜県よろず支援拠点チーフコーディネーターである三輪知生氏に講演頂き、「発想の転換」により事業を飛躍させた県内企業の成功事例を、動画を交えて紹介頂きました。
会場一杯となる80名の方々が熱心に聴講されました。
2017.7.6
「可児ビジネスカフェ」
可児市では、中小企業・小規模事業者や創業希望者の方を対象に、売上拡大、経営改善等の悩みを気軽に相談できる窓口を開設し、経営相談業務に精通したマネージャー、コーディネーターが相談に応じる「可児ビジネスカフェ」を可児市総合会館1階に開設します。
相談日、時間など詳細は、このページ上部にあるメニューの「相談日など」でご確認ください。
詳細を記載したチラシはこちらから
2017.6.26
「成功への分岐点
ピンチをチャンスに変えるには」
可児ビジネスカフェに併設される、岐阜県よろず支援拠点「かにビジネス相談窓口」のオープンにあたり、キックオフセミナーを開催します。
「発想の転換」により事業を飛躍させた県内企業の成功事例を紹介しながら、成功へのポイントをお伝えします。
講師:三輪知生 氏
(岐阜県よろず支援拠点
チーフコーディネーター)
日時:2017年7月5日(水) 午後1時30分~
会場:可児市総合会館 3階会議室
詳細を記載した開催チラシはこちらから
2017.6.26